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テリスの日記 Archive
探索10日目
- 2007年1月17日 00:00
- テリスの日記
おっきい蟻さんと鉢合わせた僕は、とっさに雑草さんを呼んでみた。
僕はあんまり体力のある方じゃないから、少しでも人数が多い方が安心だもんね。
雑草さんも魔法が使えるみたいで、僕と一緒に果敢に戦ってくれた。
でも、蟻さんも結構強くて、なかなか倒れてくれないの。
雑草さんがいなかったら、ちょっと危なかったかもしれないね。
一緒に戦ってくれてありがとう、雑草さん。
しばらくしたら、お兄ちゃんたちの声がした。
僕、安心したのかな。
ファーガスの服をぎゅっとつかんで、わんわん泣いちゃった。
こんなに泣いたのって初めてだったと思う。
やっぱり、みんな一緒がいいな。
3人で歩いていたら、今度は蟻さんだけじゃなくて、蜥蜴さんもやってきた。
牙が鋭くて、攻撃を受けたら大変なことになりそう。
でも、今度は一人じゃないから、ちょっとだけ安心してる。
ファーガス、神楽、三人で頑張ろうね!
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探索9日目
- 2007年1月10日 00:00
- テリスの日記
僕たちは久し振りに遺跡の外に戻った。澄み切った青空からは、眩しいくらい太陽の光が降り注いでいた。少し肌寒かったけれど、僕の髪を撫でる優しい風は、ひんやりしていてすごく気持ちが良かった。ここにはさっきまでのように、突然襲いかかってくる魔物たちもいない。僕たちは各々、好きなようにしばしの憩いの時間を楽しんだ。
ちょうどその日、世の中はクリスマスという名のイベント真っ最中だった。僕たちもそうだったけれど、天使の格好や、赤いもこもこしたサンタさんの服や、トナカイの着ぐるみを着た人がたくさんいたんだ。中にはとっても大きなケーキを運んでいる人もいた。どんなお祝いなのか、詳しいことは僕にはよく分からなかったけれど、すごくうきうきした気分だった。この島では、希望者全員で大がかりなプレゼント交換をすることになったんだって。何でもいいっていうから、「サンタさんのながぐつ」をあげたの。これは普通の長靴じゃなくて、中にお菓子がたくさん詰まってるヤツなんだよ。昔ウォルターさんにもらって、すごく嬉しかったんだ。でもね、僕のプレゼントはおじさんに当たっちゃったみたい。大人の人って、こういうもの食べないよね、きっと。ごめんね。それでね、僕は「豪華重箱セット」をもらったんだ。すごく大きい箱だったから、何が入っているのかと思ったら、中は空っぽだったの。中身は自分で詰めるんだって。うーん、僕は大好きなお菓子でも詰めようかな。どうもありがとう。
ゆっくり身体を休めた僕たちは、再び遺跡の中へと進んでいくことになった。この前見つけた魔法陣、〔枯れた麓〕っていう所から、出来る限り山岳地帯を避けて進もうって。魔法陣は1人ずつしか使えなかったから、まずは僕から行くことになった。山岳地帯を抜けると、目の前には広大な砂漠が広がっていた。僕は神楽とファーガスをずっと待っていたのだけど、2人は一向に現れる気配がなかった。僕、嫌われちゃったのかな。置いて行かれちゃったのかな。
そして合流地点では、約束していたホワイトさんのパーティと落ち合ったんだ。ホワイトさんはね、何ていうか、すっごくカッコイイお兄さん。よく物語に出て来る、正義のヒーローって感じかな。一緒にいたのは、ルーティさんっていうおじさん。いつも煙草を吸ってて、煙がもくもくしてるの。もう1人、クロナさんっていう人がいたはずなんだけど、お兄ちゃんたちと同じで、どうやらはぐれてしまったらしいんだ。こういうことってよくあるんだね。僕、嫌われちゃったわけじゃないのかもしれない。ちょっとだけ安心した。あ、それでね、僕が武器を作ってあげる代わりに、ルーティさんがファーガスの魔石を、ホワイトさんが僕の短剣を改良してくれるっていう話だったんだ。遺跡の外で買っておいた駄石、すっごくボロボロの石だったんだけど、ルーティさんはすごく丁寧に磨いてくれて、ぴかぴかの魔石にしてくれた。ホワイトさんは、ただの石を使って、僕の短剣を研いでくれた。僕にもお兄ちゃんたちにもできないことだから、見ていて夢中になっちゃった。地道な作業だけど、すっごく大事なことだよね。本当にどうもありがとう。
2人と分かれた後、僕の目の前にはすっごく大きな蟻が立ちふさがったんだ。誰かが言ってた。砂漠の蟻には気をつけろ...って。僕1人で勝てるかな。すっごく心細いけど、もうすぐお兄ちゃんたちが来てくれる。そう信じて、僕は戦うんだ。
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探索8日目
- 2006年12月29日 00:00
- テリスの日記
今日は幽霊のお姉さんとお友達になったんだ。僕がお仲間さんの武器を作ってあげたら、そのお礼にって、ただの石から綺麗な天使の彫像を作ってくれたんだよ。僕も綺麗な武器を作れるように頑張ろうと思った。
それで、いい物を作るにはいい材料がないといけないって思ったから、今日は山岳に足を踏み入れてみたんだ。そしたら黒豚さんと大蟋蟀さん2匹が襲って来ちゃって、これがなかなか強いんだ。いくら叩いても倒れないんだもの。もっと忍び足で近づけば良かったなぁと思った。といっても、神楽のお兄ちゃんは派手な格好だし、ファーガスのお兄ちゃんは布ひらひらしてて動きにくそうだし、敵に気づかれずに進む...っていうのは難しそうだね。僕だけ先に進んでも仕方ないもの。
そうそう、召喚術だけど、あれは僕には向いてないみたい。新しく覚えたものを使おうと思ったんだけど、使った瞬間すっごく疲れちゃって、戦闘に集中できなかったんだ。もうちょっと余裕のあるときにでも使ってみるつもりだけどね。
さて、遺跡の外でゆっくりお休みできたし、明日から頑張るぞー!ちゃんと食糧を確保しておかなくちゃ!
あ、そういえば、今日でクリスマスパレードはお終いなんだって。神楽のお兄ちゃんと、ファーガスのお兄ちゃんと、3人でお揃いの衣装を作ってもらったの。すっごく楽しかったよ。このパレードって、何処まで続いていくのかなって、ずっと思ってた。お祭りってこんなに楽しいものだったんだね。また機会があれば参加したいな。
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探索7日目
- 2006年12月20日 00:00
- テリスの日記
休憩って大事だなって思った。今日はいつもより長く休むことができたんだけど、そのおかげか、ちょっとだけ体が軽かったから。今度からは、疲れているときに無理をしないようにしたいね。
今日遭遇したのは、小さい鬼みたいなヤツと、不思議な歩く煉瓦。見た目は堅そうだったけど、いざ戦ってみたらそうでもなかったかな。ファーガスお兄ちゃんが、敵をたくさんうっとりさせていたしね。魅力的な人って憧れちゃうな。ファーガスお兄ちゃんもかぐらお兄ちゃんも、2人とも綺麗な人だから、すごくうらやましい。でも、かぐらお兄ちゃん、しゃべるともったいない気がするなぁ。
そうそう、面白そうだったから、最近ちょっとずつ召喚の術を勉強してたんだ。そしたら3つも技が使えるようになったんだよ。召喚って、ちょっと消耗が激しいから、どうしようかなって思ってたんだけど、今度使ってみようかな。どんな子が出て来るのか、楽しみでうずうずしちゃう。
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探索6日目
- 2006年12月12日 00:00
- テリスの日記
今日は歩く雑草と、凶暴な野犬が襲いかかってきたんだ。さすがに僕もお兄ちゃんも戦いには慣れたみたいで、特に苦労はしなかったけどね。といっても、僕たち前衛はボロボロで、あと少し戦いが長引いていたら危なかったと思う。もっと体力をつけないといけないなって、毎回思ってはいるんだけど...体力ってそう簡単にはつかないから難しいよね。
それから、今回は大乱戦っていう、トーナメント形式の戦闘があったんだ。特にリスクもないし、優勝できたら賞品も出るんだって。とりあえず、3人揃っていたから参加してみたんだけど、全然ダメダメだった。やっぱり僕たち弱いんだなって、ちょっぴりショックだったな。次は1回でも勝ち抜けるように、もっと頑張らなくっちゃ。
あとね、新しい武器を作ったんだ。自分用の短剣「ムーランルージュ」と、「木瓜の蔓」っていう鞭。思ったより強いものができたから、僕嬉しくて。僕は体格も魔力もないし、器用さもそこそこだけど、いざとなったらファーガスお兄ちゃんが合成してくれるから、安心して武器を作れるよね。もう少ししたら、防具も作ってみたいな。自給自足できた方が便利かな、と思って。
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探索5日目
- 2006年12月 5日 00:00
- テリスの日記
今日は何だか怖い生き物に遭った。雑草が歩いてたんだ。それも厳つい顔をして、こっちに向ってくるの。僕、そんな体験初めてだったから、すごく怖かったんだ。何とか武器を構えたんだけど、ちょっと疲れていたこともあって、倒れちゃった。目が覚めたらかぐらお兄ちゃんの膝の上で、濡れた手ぬぐいがおでこにひんやりと気持ち良かった。でも、同じ膝枕だったら、やっぱり女の人の方が気持ちいいな。
隠密スキルの修行をしていたら、「フェイントアタック」っていう技をひらめいたんだ。近くにこっそり忍び寄って、敵の虚を突く技なんだ。次回早速使ってみようと思っていたり。今度は倒れずに済むといいな。
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探索4日目
- 2006年11月28日 00:00
- テリスの日記
今日は初めて敵と遭遇したんだ。僕は実践なんて初めてで、うっかり武器を落としちゃったんだけど、あのときは本当にビックリしたなぁ。落としたことに全然気づかないくらい緊張してたんだもん。やっぱり本当の戦闘は違うんだなって思った。練習だと、相手も手加減してくれるから、そんなに怖くなかったし。僕たちの足下に現れたのは、蠍が1匹と百足が2匹。どちらも毒を持ってるみたいだった。攻撃をかわすだけじゃなくて、毒にも気をつけないと。
でね、すごいなって思ったのが、ファーガスお兄ちゃん。魔法の威力もすごかったけど、何と言ってもあの蠍を魅了しちゃったんだ。やっぱり僕がうっとりするくらい綺麗な人だから、魔物にも好かれちゃうんだね。かっこいいなぁ。でも、かぐらお兄ちゃんは危うく倒れるところだったんだって。回復の術を使えるとか言ってたけど、やっぱり敵を前にしたら難しいのかな。もしかぐらお兄ちゃんが倒れちゃったら、僕がファーガスお兄ちゃんを守るしかないでしょ?僕は体力がないから、もっともっと鍛えておかないとな。もし倒れたりなんかしたら、ルークに何て言われるか分からないから。
でね、僕は今日、初めて武器を作ってみたんだ。ファーガスお兄ちゃんが「おいしい草」を「パンくず」に合成してくれたんだけど、できた材料は「どうしようもない物体」だった。どうしようもないから、僕も簡単なものしか作れなかったけど、せめて名前くらいはカッコイイものにしようと思って、「スターダスト」ってつけたんだ。星屑って意味なんだって。同じ屑でも、星がつくだけでちょっとかっこよくなるよね。今日は他に材料になりそうなものを拾ったから、どんなものができるか実験してみるつもり。上手くできるようになったら、お兄ちゃんたちの武器も作ってあげたいな。
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探索3日目
- 2006年11月21日 00:00
- テリスの日記
早速お友達ができた。僕が一人で遺跡から出てきたところに、かぐらと名乗る綺麗な人が声をかけてきてくれたんだ。最初は女の人だと思ったんだけど、実は男の人らしい。僕はビックリしちゃった。明らかに彼は女物の服装だったけれど、それは遊郭というところで育ったからなんだって。僕にはよく分からないけれど、そこに行ったら僕も女の格好をしなくちゃいけないのかな。その人は、僕みたいな子供が一人じゃ危ないからって、ついてきてくれるって言うんだ。別に僕は一人でも大丈夫なんだけど、師匠が友達をたくさん作れって言ってたから、僕はその言葉に甘えることにしたんだ。
その後、一緒に行かないかという声が再びかかった。声の主は吟遊詩人のお兄さんだ。僕の周りには、何故か綺麗な人が集まるみたい。遺跡を探索するときは、3人まで一緒に行動できるっていうから、僕たちは3人で行動することにしたんだ。よく考えたら、僕って短剣技しかできないんだから、料理ができたり、魔法が使えたりする人がいるっていうのは、ちょっと心強いかもしれない。
それから僕は、師匠の言いつけである「たくさん友達を作ってこい」を実践しようと思った。いろいろな人に声をかける、最初は勇気が必要だったし、どんな言葉をかけたらいいのか分からなくて、すごく難しかった。でも、逆に声をかけてきてくれた人もいて、すごく嬉しかった。遺跡を探索する間、友達をもっとたくさん作れたらいいな。今日も頑張ろうっと。
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探索2日目
- 2006年11月14日 00:00
- テリスの日記
ウォルター師匠に言われて、僕は不思議な島にやってきた。師匠によると、ここでは遺跡に潜って宝玉を探すのが目的なんだって。僕は一応トレジャーハンターという名目で修行をしてきたわけだし、ここはうってつけの修行場だってことなんだろうな。
遺跡探索初日。僕は一度地下に降りてみることにした。ひんやりとして薄暗い、不気味な場所だった。僕は二つの魔法陣を通って、一度戻ることにした。これ以上進んだら危険だってことを、何となく感じたからだ。
あの雰囲気ではさすがに一人では心細いので、僕は一緒に探索してくれる人を探すことにした。師匠にも、たくさん友達を作ってこいって言われたしね。まだよく分からないけど、とにかく頑張ろう。ルークにだけは絶対に負けたくないからね。
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